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糸リフトの種類と特徴を徹底解説!素材・形状の違いと自分に合った選び方を医師が紹介

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糸リフトの種類と特徴を徹底解説!素材・形状の違いと自分に合った選び方を医師が紹介

糸リフトの種類と特徴を徹底解説!素材・形状の違いと自分に合った選び方を医師が紹介

2026/09/01

糸リフトを受けたいのですが、種類が多くて何が違うのか分かりません。自分にはどの糸が合っているのでしょうか?

糸リフトの糸は、素材や形状、コグの構造によって特徴が異なります。効果の出方や持続期間、ダウンタイムにも関わるため、お顔の状態や目的に合わせて適した種類を選ぶことが大切です。

目次

    糸リフトの種類を理解することが大切な理由

    糸リフトは、医療用の特殊な糸を皮膚の下に挿入し、皮下組織を物理的に持ち上げることでたるみを改善する施術です。重力によって徐々に下垂してきたフェイスラインや頬・口元・目元・顎のライン・二重あごといった部位のリフトアップや輪郭の引き締め、若々しい印象づくりが期待できる施術として、多くの方に選ばれています。メスを使った切開を必要としない「切らない施術」であることから、フェイスリフト手術と比べてダウンタイムが短く、日常生活への影響が少ない点も支持される理由のひとつです。

    糸リフトの特徴

    糸リフトの大きな特徴のひとつは、使用する糸の種類が非常に多岐にわたるという点です。素材・形状・コグの構造・製品設計によって種類が分かれており、それぞれ体内での持続期間・引き上げ力・肌への作用・ダウンタイムに差があります。現在、国内外のさまざまなメーカーから多数の製品が提供されており、クリニックごとに採用している糸が異なるのが現状です。

    種類の違いを理解せずに「クリニックに任せればよい」と思っている方も多いですが、施術を受ける側が基本的な知識を持っておくことには大きな意味があります。カウンセリングで医師が提案する糸の種類に対して「なぜその種類が自分に適しているのか」を理解できれば、提案内容の妥当性を判断する力が生まれます。また、不安や心配な点を質問できるようになり、後悔のない選択につながります。

    さらに、糸リフトの種類によって価格が大きく異なります。高価な糸が必ずしも自分の状態に最適とは限らず、自分の目的とたるみの状態に合った種類を選ぶことが、満足度の高い施術の結果につながります。費用対効果の観点からも種類の違いを理解しておくことは重要です。


    素材による分類:PDO・PCL・PLLA の違い

    糸リフトに使用される糸の素材には、主にPDO(ポリジオキサノン)・PCL(ポリカプロラクトン)・PLLA(ポリ乳酸)の3種類があります。いずれも体内で時間をかけて分解・吸収される生体吸収性素材であり、異物として長期間残り続けるものではありません。体内で溶ける素材であることが安全性の根拠のひとつになっていますが、溶けるまでの期間・コラーゲン生成への影響・引き上げ力の持続感にそれぞれ違いがあります。なお、かつては金の糸(ゴールドスレッド)のように体内に残り続ける非吸収性の糸も使用されていましたが、現在では生体吸収性素材が主流となっており、現在は生体吸収性素材が主流となっています

    PDO(ポリジオキサノン)

    PDOは糸リフトの中でも最もよく使用されてきた素材のひとつで、外科的な縫合糸としての使用実績も長く、安全性に関するデータが豊富に蓄積されています。体内での持続期間は約6ヶ月〜1年程度が目安とされており、3種類の中では最も早く吸収される素材です。

    吸収が早い分、持続期間はPCLやPLLAと比べて短い傾向がありますが、施術価格が比較的抑えやすいという特徴があります。また、吸収される過程でコラーゲン・エラスチンの生成を促進する効果が期待できるとされており、リフトアップ効果に加えて肌のハリ・弾力・ツヤの改善にも寄与する可能性があります。

    定期的にメンテナンスとして施術を重ねていきたい方や、初めて糸リフトを受ける方、まだたるみが軽度の段階で予防的に施術を受けたい方に選ばれることが多い素材です。半年〜1年ごとに施術を行うことで、たるみのない状態を継続的に維持するというアプローチに向いています。


    PCL(ポリカプロラクトン)

    PCLはPDOよりも分解・吸収されるまでの期間が長い素材で、体内での持続期間は約1年半〜2年程度が目安とされています。吸収が緩やかであるため、長期間にわたってリフトアップ効果を維持できる可能性があります。

    PCLもコラーゲン生成の促進作用が期待されており、持続的な肌質改善効果が得られるとされています。PDOと比べてコストはやや高めになる傾向がありますが、効果の持続期間が長い分、長期的に見たコストパフォーマンスは高い場合もあります。

    たるみが中程度以上の方や、できるだけ長くリフトアップ効果を維持したい方、頻繁に施術に来られない方に向いている素材といえます。


    PLLA(ポリ乳酸)

    PLLAはポリ乳酸とも呼ばれる素材で、体内での持続期間は約2年〜3年程度とされており、3種類の中で最も長く体内に残る素材のひとつです。分解される過程でコラーゲン生成を強く刺激する作用があるとされており、リフトアップ効果と並行して肌のボリュームアップや若々しいハリ感の向上が期待できる素材として注目されています。

    注射による注入剤としても使用されるほど生体適合性が高く、安全性においても国内外で実績のある素材です。長期間にわたる効果の持続と、コラーゲン・エラスチン生成による肌質改善を重視する方に向いています。加齢による肌の弾力低下が気になる方にとっては、リフトアップと美肌効果を同時に得られる点が大きなメリットです。


    形状による分類:コグ付き・スムース・その他

    糸リフトの糸は素材だけでなく、形状によっても種類が分かれます。形状の違いは引き上げ力や使用できる部位・施術の特性に影響します。

    コグ付きの糸(有棘糸)

    コグとは糸の表面に設けられた小さな棘(トゲ)のような突起のことで、この棘が皮下組織に引っかかることで組織を物理的に持ち上げる力を生み出します。コグ付きの糸は糸リフトの主流であり、たるんだ組織の引き上げ・輪郭の引き締めを目的とした施術では多くの場合この種類が使用されます。専用の針を用いて適切な層・深さに挿入することで、安定した引き上げ効果が得られます。

    コグの形状には、片方向に向いているもの(シングルコグ)・両方向に向いているもの(ダブルコグ・双方向コグ)・らせん状に配置されているもの・網目状の構造を持つものなど、さまざまなバリエーションがあります。コグの形状・密度・配置によって引き上げ力の強度や持続性・施術後の組織への固定力に違いが出ます。

    コグが多く密度が高い糸は引き上げ力が強い反面、挿入時の技術と正確な位置合わせが重要です。適切な深さ・方向・層に挿入しなければ、引きつれや不均一な仕上がりにつながる可能性があります。医師の技術力と経験が仕上がりに大きく影響する理由のひとつでもあります。

    スムース糸(無棘糸)

    棘がなく表面が柔らかく滑らかな糸で、物理的な引き上げ効果よりも、糸が吸収される過程で生じるコラーゲン生成・肌質改善効果を目的として使用されることが多い種類です。スレッドと呼ばれることもあります。リフトアップ効果はコグ付きの糸と比べて弱いですが、皮膚への刺激が少なくダウンタイムが軽めになる傾向があります。

    スムース糸は単独でリフトアップを目指すよりも、肌のハリや弾力・毛穴の引き締め・ツヤ感の底上げを目的として複数本使用されるケースや、コグ付きの糸と組み合わせて使用されるケースが多いです。浅い層への挿入で肌質全体を改善するアプローチにも用いられます。

    その他の形状(ネット状・ツイスト・バーティカルなど)

    糸の断面・撚り合わせの構造によっても種類が分かれます。複数の糸を撚り合わせたツイスト・ブレード構造のものや、網目状に組まれたネット・メッシュ構造のもの、縦方向(バーティカル)に配置することを前提に設計されたタイプなど、各メーカーが独自の工夫を加えた製品が多数存在します。2種類以上の形状を複合させた設計の糸も登場しており、従来の単一構造の糸では対応しにくかった部位や引き上げ方向に対応できるようになってきています。それぞれ皮下組織への接触面積・引き上げ力・コラーゲン生成への刺激の強さが異なり、適した部位や目的も変わってきます。


    代表的な糸リフト製品の種類と特徴

    糸リフトに使用される製品は多数ありますが、日本国内で比較的よく使われるものをいくつか紹介します。ただし製品の選択はクリニックや医師の判断によって異なり、特定の製品が全員に最適というわけではありません。

    テスリフト(Tesslift)

    テスリフトはPDO素材を使用したコグ付きの糸で、独自の3D網目状コグ構造が特徴です。引き上げ力が高く、フェイスラインや頬のたるみへの対応に向いているとされています。コグが組織にしっかりと食い込む設計のため、安定した持続性の高い引き上げ効果が期待できるとされており、日本国内でも多くのクリニックが採用している製品のひとつです。


    VOVリフト(バーティカルリフト)

     

    韓国製のPDO素材の糸で、コグが双方向に配置されているダブルコグ構造が特徴です。引き上げ力と保持力のバランスが評価されており、フェイスラインや頬のリフトアップを目的とした施術でよく使用されます。多くの施術症例が蓄積されている製品のひとつです。


    シルエットソフト(Silhouette Soft)

    PLLA素材を使用したコグ付きの糸で、コグがコーン状の特殊な形状をしているのが特徴です。引き上げ効果とコラーゲン生成によるボリューム・ハリの改善が期待できるとされており、国内外で広く使用されている製品のひとつです。米国FDA認可を取得しており、安全性の面でも信頼性が高い製品とされています。


    ミントリフト(MINT Lift)

     

    PDO素材を使用したコグ付きの糸で、コグが螺旋状に配置されているのが特徴です。挿入後の組織への安定性が高く、均一な引き上げ力が得やすいとされています。フェイスラインや頬・目元など幅広い部位への応用が可能で、柔軟性のある設計が医師からも扱いやすいと評価されることがあります。

    これらはあくまでも一例であり、各クリニックが採用・提供している糸の種類・製品はさまざまです。製品名だけで施術の良し悪しを判断するのではなく、どのような素材・構造の糸を使うのかをカウンセリングで確認し、自分の状態に合っているかを医師と一緒に検討することが重要です。


    素材・形状の組み合わせと効果の違い

    糸リフトの糸は素材と形状の組み合わせによって、効果のバランスが変わります。大まかに分けると以下のように整理できます。

    「PDO + コグ付き」は最もスタンダードな組み合わせで、即効性のある引き上げ効果とコラーゲン生成促進の両方が期待できます。持続期間は6ヶ月〜1年程度と比較的短めですが、施術コストが抑えやすく初めての方でも取り組みやすい選択肢です。定期的なメンテナンスとして継続することで、たるみの進行を抑えながら若々しい状態を保つという目的に向いています。


    「PCL・PLLA + コグ付き」は引き上げ力と長期持続を両立させたい方向けの組み合わせです。持続期間が長く、コラーゲン・エラスチン生成による肌質改善効果も期待できます。コストはやや高めになりますが、長い目で見た効果の維持を重視する方や、頻繁に施術を受けるのが難しい方に向いています。


    「PDO・PCL・PLLA + スムース」は引き上げよりも肌質改善・美肌効果を目的とした組み合わせです。コグ付きの糸と組み合わせて補助的に使用されるケースや、毛穴の引き締め・肌のツヤ・ハリの底上げを目的として複数本挿入するケースで活用されます。皮膚の浅い層に挿入することで、表面の肌質を改善するアプローチとして有効な方法です。

    自分の目的が「今すぐたるみをしっかり引き上げたい」なのか「肌質改善もしながら長くリフトアップ効果を維持したい」なのかによって、適した組み合わせは変わってきます。カウンセリングで目的を明確に伝えることが、最適な糸の種類・組み合わせの選択につながります。


    持続期間の違いと選択のポイント

    糸リフトの効果がどのくらい持続するかは、使用する糸の素材・形状・本数・施術部位・個人の体質などによって異なります。一般的な目安として以下のように整理されることが多いです。

    PDO素材の糸では効果の持続期間は約6ヶ月〜1年程度とされています。PCL素材では約1年半〜2年程度、PLLA素材では約2年〜3年程度とされており、素材の吸収スピードに比例して持続期間が長くなる傾向があります。ただしこれはあくまでも目安であり、個人の体質や生活習慣・施術後のケア・本数によっても変わります。

    持続期間を選択のポイントとして考える場合、「定期的にメンテナンスとして施術を重ねていきたい」という方にはPDOのような吸収が早い素材が向いていることもありますし、「できるだけ長く効果を維持したい」「頻繁に施術に来られない」という方にはPCL・PLLAのような持続期間が長い素材が向いているといえます。

    また、糸が体内で溶けた後も、コラーゲン・エラスチン生成によって生み出されたハリや弾力は一定期間維持される場合があります。糸自体の物理的な引き上げ効果がなくなった後でも、肌の質感や引き締まり感が続くという実感を持つ方もいます。このコラーゲン生成による付加的な効果は、PLLAのように生成刺激が強い素材ほど顕著に感じられる傾向があります。

    糸の効果がなくなると元の状態に戻ってしまうのかという点を心配される方も多いですが、定期的にメンテナンスを続けることで加齢によるたるみの進行を緩やかにしていくことができます。無理のない計画で継続的にケアしていくことが、長期的な若返り効果の実現につながります。

    糸リフトの効果を長持ちさせるためには、施術単体に頼るだけでなく、日々のスキンケアや生活習慣の見直し・紫外線対策・十分な睡眠・バランスのとれた栄養摂取なども重要な要素です。体の内側からのケアと組み合わせることで、糸リフトの効果をより長く引き出せる可能性があります。


    部位別に見た糸の種類の考え方

    糸リフトを行う部位によって、適した糸の種類・特性が変わります。部位ごとの特徴を理解しておくことで、カウンセリングでの話し合いがよりスムーズになります。

    目元・目の下・クマ周り

    皮膚が薄く繊細な部位であるため、使用できる糸の太さや種類が限られます。細めのスムース糸や引き上げ力が適度なコグ付き糸が選ばれることが多く、挿入の深さや方向の精度が特に重要になります。目の下のたるみや凹みには、糸リフトよりもヒアルロン酸注入やPRP療法などが適している場合もあります。クマ周りのケアとして糸リフトを活用する場合は、医師との丁寧なカウンセリングが欠かせません。


    こめかみ・額

    上方向への引き上げを目的とした部位で、こめかみへの施術によって眉やフェイスライン全体が自然に引き上がる効果が期待できます。皮膚の薄さや神経・血管の走行を考慮した精緻な施術が必要な部位のため、経験豊富な医師による施術が重要です。額全体のたるみにアプローチする場合は、スムース糸を複数本使用して面的に引き締めるデザインが取られることもあります。


    鼻周り

    鼻周りのたるみや鼻から口にかけてのラインが気になる方には、糸リフトで頬全体を引き上げることで間接的に改善が期待できるケースがあります。鼻自体への糸リフトは構造上難しい部位ですが、周囲のたるみを解消することで全体の印象が変わることがあります。


    首・デコルテ・二重あご

    首のシワやたるみ・二重あごのもたつきに対してスムース糸が複数本使用されるケースや、細いコグ付き糸が選ばれるケースがあります。首は動きが多く皮膚も薄いため、施術の適応と糸の選択に慎重な判断が必要です。フェイスラインの施術と同時に行う場合は、全体のデザインを考慮したうえで部位ごとの糸の種類を決めることが重要です。


    たるみの程度・年代別の選び方

    糸リフトの種類を選ぶ際には、たるみの程度や年代・顔の状態も重要な判断基準になります。

    たるみが軽度・予防目的(主に30〜40代前半)

    まだたるみが始まったばかりの段階や、予防的に施術を受けたい方には、PDO素材のスムース糸やコグ付き糸が選ばれることが多いです。少ない本数でも自然なリフトアップと肌質改善効果が期待でき、施術コストも比較的抑えやすいです。この段階でのケアは、たるみが進行しにくい肌の土台を作るという予防的な意味合いも持ちます。「まだたるみは気にならないが、将来に向けて肌の状態を維持したい」という方にとっても、糸リフトは有効な治療法のひとつになりえます。

    たるみが中程度(主に40〜50代)

    頬やフェイスラインのたるみが目立ち始めた段階では、引き上げ力が高く持続期間の長いPCL・PLLA素材のコグ付き糸が選ばれることが多くなります。この年代は皮膚の弾力低下・脂肪の移動・骨格の変化が進んでいるため、たるみの状態を丁寧に診察したうえで種類・本数・配置を決めることが重要です。左右のバランスや全体的な顔の印象を考慮したデザインが求められる年代でもあります。

    たるみが強い(主に50代以降)

    たるみが顕著な場合には、糸リフトだけで対応できる範囲に限界があることも事実です。糸リフトを選ぶ場合は、より引き上げ力の高い糸の種類と十分な本数が必要になります。ただし強いたるみには切開を伴うフェイスリフト手術との比較検討も視野に入れ、糸リフトで得られる効果の範囲について医師と正直に話し合うことが大切です。「糸リフトを卒業してフェイスリフトへ移行する」という選択をされる方もいます。


    糸の種類とダウンタイム・副作用の関係

    糸リフトのダウンタイム(腫れ・内出血・違和感などの回復期間)は、使用する糸の種類とも関係があります。

    コグ付きの糸は、スムース糸と比べて皮下組織への刺激が強いため、ダウンタイムが長くなる傾向があります。コグの密度が高いほど・本数が多いほどこの傾向は強まります。コグ付き糸を使用した場合のダウンタイムは、多くの場合1週間〜2週間程度が目安とされています。スムース糸はコグ付き糸と比べてダウンタイムが短くなりやすく、術後早い段階から日常生活に戻れるケースも報告されています。

    施術は局所麻酔を用いて行われるため、施術中の痛みは最小限に抑えられますが、麻酔の効果が切れた後に一時的な痛みや違和感が出ることがあります。多くの場合は数日で落ち着いてきますが、痛みが強く続く場合は早めに医師に相談することをおすすめします。

    副作用については、一時的な腫れ・内出血・痛み・引きつれ感などが報告されています。これらの多くは時間の経過とともに落ち着いていきますが、感染・糸の飛び出し・神経への影響といった重篤な副作用が起こるケースもゼロではありません。こうしたリスクは施術の技術力・衛生管理・糸の種類・本数が適切であるかどうかと大きく関係しています。

    また、糸の素材による異物反応は個人差があります。体質的に反応が出やすい方の場合、挿入部位周囲に炎症が起こる可能性があるため、初めての素材を使用する際はアレルギーや体質的なリスクについて医師に確認しておくことをおすすめします。施術後に強い痛み・熱感・化膿のような症状が出て治まらない場合は、早めに医療機関を受診してください。

    施術を受ける時期を決める際には、重要なイベントや仕事の都合を考慮し、少なくとも施術から2〜4週間程度の余裕をもったスケジューリングをおすすめします。腫れが完全に落ち着いた後に仕上がりを評価するためにも、施術直後の状態だけで判断せず、1〜2週間後の経過で確認することが基本です。


    糸リフトと他の施術との違い・組み合わせ

    糸リフトは単独でも効果が期待できますが、他の美容医療と組み合わせることでそれぞれの特徴を活かしてより高い効果が発揮されるケースがあります。また、糸リフトとよく比較される施術との違いを理解しておくことも、自分に合った選択をするうえで重要です。

    ハイフ(HIFU)との違いと組み合わせ

    ハイフは超音波エネルギーを皮膚の深層に届けることで、筋膜層(SMAS層)へのアプローチとコラーゲン生成促進が期待できる非切開の施術です。糸リフトと同じく切開を必要としませんが、作用する層と仕組みが異なります。ハイフは熱エネルギーによる引き締め・引き上げ効果を狙い、糸リフトは物理的に組織を引き上げる点が大きな違いです。組み合わせることで相乗効果が期待できるとされており、ハイフで肌の土台を整えてから糸リフトで引き上げるという複合的なアプローチを行うクリニックもあります。

    ヒアルロン酸・ボトックスとの組み合わせ

    ヒアルロン酸注射は加齢によって減少した顔のボリュームを補うアプローチで、糸リフトと異なる課題(ボリューム不足)に対処します。糸リフトでたるみを引き上げながら、ヒアルロン酸で頬や目の下・顎周りのボリュームを整えることで、より自然で立体的な若返り効果が期待できます。ボトックスは表情じわや動的なシワの改善に有効で、糸リフトと組み合わせることで総合的な印象改善が図れます。

    脂肪溶解注射・ダイエット目的の施術との組み合わせ

    頬や顎周りのもたつきが脂肪によるものが大きい場合には、糸リフトと脂肪溶解注射を組み合わせることが有効なケースがあります。脂肪溶解注射でボリュームを減らしながら、糸リフトで引き上げ・引き締めを行うことで、よりシャープな輪郭の改善が期待できます。ダイエットで体重は落ちても顔のたるみが気になるという方にも、この組み合わせが検討されることがあります。

    レーザー・フォトフェイシャルとの組み合わせ

    糸リフトがたるみ・引き上げにアプローチするのに対し、レーザー施術はシミ・シワ・毛穴・ニキビ跡・肌質の改善に特化しています。たるみケアと肌質改善を同時に叶えたい方には、糸リフトとレーザーの組み合わせが検討されることがあります。ただし施術の順序・インターバルについては医師の指示に従うことが重要です。

    その他の美容メニューとの関係

    当院では糸リフトのほかにも、アートメイク・脱毛・ニキビ治療・内服薬による肌ケアなど、さまざまなメニューをご提供しています。糸リフトと他の施術を組み合わせることで、より包括的なケアを実現できる可能性があります。どのような組み合わせが自分に適しているかは、カウンセリングでご相談ください。

    フェイスリフト手術(切開リフト)との違い

    フェイスリフトは切開を伴う手術であり、糸リフトと比べて強いたるみにも対応できる根本的な治療法です。ダウンタイムや費用は大きくなりますが、効果の持続期間と引き上げ量は糸リフトを大きく上回る場合があります。糸リフトで限界を感じてきた方が次のステップとして検討するケースもあります。どちらが自分に合っているかは、たるみの程度・年齢・生活スタイル・費用などを総合的に考慮して医師と相談しながら決めることが大切です。


    糸リフトのメリット・デメリット

    糸リフトの種類を選ぶ前提として、糸リフトという施術自体のメリットとデメリットを整理しておくことも重要です。

    メリット

    切開を必要としないため、フェイスリフト手術と比べてダウンタイムが短く身体への負担が少ない点が最大のメリットです。施術時間は部位や本数によって異なりますが、多くの場合1時間前後で終了し、日帰りで受けられます。局所麻酔を用いて施術が行われるため、全身麻酔のリスクがありません。また、施術直後からリフトアップ効果を実感しやすい即効性がある点も多くの方に選ばれる理由です。体内で溶ける素材を使用するため、異物として長期間残り続けにくいという安心感もあります。さらに、コラーゲン・エラスチン生成促進による肌質改善効果が期待できる点も、糸リフトの特長のひとつです。整形手術に対してハードルが高いと感じている方でも、比較的取り組みやすい施術といえます。

    デメリット

    効果の持続期間に限りがあり、完全に永続的な効果は得られません。定期的なメンテナンスが必要になるため、長期的なコストを考慮しておくことが大切です。重度のたるみには対応できる範囲に限界があり、フェイスリフト手術のような根本的な改善は難しい場合があります。施術後のダウンタイム中は腫れや内出血・引きつれ感が生じることがあり、日常生活に一定の制限が生じます。また、担当する医師の技術力や糸の種類・本数の選択によって仕上がりに差が出やすいため、クリニック・医師選びが重要になります。不安な点や疑問はカウンセリングで事前に解消しておくことが、後悔しない施術につながります。


    自分に合った糸の種類をカウンセリングで見つける

    糸リフトの種類は豊富であり、自分に最適な糸を自己判断で決めることは難しいです。最終的な判断は医師との十分なカウンセリングを通じて行うことが重要です。以下のポイントを参考に、カウンセリングを有効活用してください。

    現在の状態と目的を具体的に伝える

    「どの部位のたるみが気になるか」「どのような仕上がりを求めるか」「効果をどのくらいの期間維持したいか」「ダウンタイムにどのくらい時間を取れるか」を具体的に伝えることで、医師が適切な種類を提案しやすくなります。写真などを参考に理想のイメージを共有することも有効です。施術への不安や心配な点もカウンセリング時に遠慮なく伝えることが大切です。

    提案された糸の種類とその理由を確認する

    医師から特定の糸の種類を提案された場合、「なぜその種類が自分に適しているのか」を確認しましょう。素材・形状・持続期間・本数・料金についての説明が丁寧に行われるかどうか、症例写真の提示があるかどうかも判断材料になります。医師が医学部卒業後にどのような専門的なトレーニングや学会活動を経てきたか、形成外科・美容外科・美容皮膚科としての専門性や認定資格の有無なども、信頼できる医師かどうかを見極めるうえで参考になります。

    複数のクリニックでの比較検討も選択肢のひとつ

    糸リフトは自由診療であるため、同じ目的でもクリニックによって提案される糸の種類や本数・料金が大きく異なることがあります。無料カウンセリングを活用して複数のクリニックを比較し、自分が納得できる提案をしてくれる医師・クリニックを選ぶことが大切です。大手クリニックと専門の美容皮膚科・美容外科・形成外科を比較してみることも有益です。過去に施術で失敗した経験がある方や、他院でのトラブル後に相談を求めている方の診療にも対応しているクリニックかどうかも確認のポイントです。

    アフターケアと修正対応を確認する

    施術後に気になる症状が出た場合や仕上がりに不満がある場合の対応方針についても確認しておきましょう。糸の種類によっては抜去や修正が難しいケースもあるため、施術前にリスクと対応策について一人ひとり丁寧に説明してくれるかどうかも確認のポイントです。術後のアフターケアとして内服薬や外用薬が処方されるケースもあります。


    まとめ

    糸リフトの種類は、素材(PDO・PCL・PLLA)・形状(コグ付き・スムースなど)・製品の設計によって多岐にわたります。それぞれに持続期間・引き上げ力・コラーゲン・エラスチン生成効果・ダウンタイムの特徴があり、自分の状態・目的・生活スタイルに合わせて選ぶことが重要です。

    「たるみを持ち上げて輪郭をシャープにしたい」「肌のハリや弾力も改善したい」「できるだけ長く効果を維持したい」「ダウンタイムを短縮したい」など、何を優先するかによって適した種類は変わってきます。一般的には、軽度のたるみや初回施術にはPDO、長期的な効果を求める場合にはPCL・PLLAが選ばれることが多いですが、最終的には医師による診察と丁寧なカウンセリングをもとに判断することが大切です。

    種類の選択ひとつで施術の満足度は大きく変わります。「どの糸が自分に合っているかわからない」「種類についてもっと詳しく知りたい」「他の施術との組み合わせについても相談したい」という方は、ぜひ一度専門医にご相談ください。

    ベリススキンクリニックは千葉県柏市(JR柏駅直結)にあり、糸リフトのカウンセリングから施術・アフターケアまで一貫してご対応しています。患者さまの状態・目的・ご希望を丁寧に伺い、最適な糸の種類・本数・治療法をご提案します。柏市をはじめ、野田市・流山市・松戸市・鎌ヶ谷市・船橋市・八千代市・印西市など近隣エリアからも多くの患者さまにご来院いただいています。初めての方もどうぞお気軽にご相談ください。

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